【岐阜県・山県市-鮎見の橋】
岐阜県山県市の山の中、県道200号線に沿って流れる渓流に、小さな吊り橋が架かってました。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 いい具合の険道を走っていて
 見付けちゃったよ。
 その橋は美しい渓流にあった。
 これは何とか渡ってみたいよね?

 まず、大きな画面でご覧下さい。
 クリックでどーーーん。
 ね? 綺麗でしょ?
 絵になる景色とはまさにこれね。
 もう今回はこれ1枚でもいいぐらい。

 と、言うわけにはいかないので
 レポートをどうぞ。

 県道から見ると、
 こんなにも素晴しい眺めです。
 下を流れるのは神崎川。
 対岸がキャンプ場みたいなので、
 そこへ行くための橋なんでしょうか?
 
 県道から道が繋がってるかと思ったけど
 どうやら違うみたい?
 橋が県道下の斜面にぶつかってます。
 まあ、歩行者用の橋なんだろうけど、
 階段があるのかしらね?
 
 木造の吊り橋なのは
 遠くからでもわかったけど、
 なんと! 主塔も木製ですよ!
 でも、新しい物なのか、
 金属のパーツで組み立ててあります。
 木の柱に切れ込みを入れて、
 L字型の金具で繋いでるようです。
 機能的だけど、風情はないね。
 で、階段はどこに・・・?
 
 ・・・え〜と…
 禁じられた!
 しかも固くだ。
 こっちから入っちゃダメなの?
 なにゆえ〜?
 こっから「感じ悪〜〜い」って
 叫んでみようか?
 誰も聞いちゃいないだろうが…

 しょうがない、対岸に回ってみるか。
 
 ぐるりと回って
 キャンプ場を通って橋の前まで来ました。
 県道から出入り出来ないのに、
 通行止めじゃありませんね。
 手前の看板には、
 川は増水することがあるから
 注意してって書いてある。
 橋の右側から河原に下りる事が出来るので
 後で行ってみよう。
 むろん、増水には注意してね。
 

 木の床。
 苔が生えていて、廃っぽい雰囲気。
 行き止まりなので、
 渡る人がいないのだろうか?
 でも、橋の上からだと
 渓流の景色がよく見えるので
 見物する人が渡りそうです。
 まあ、一種のアトラクション?
 観光スポット? みたいな。

 
 とんとんとんっと渡って
 県道の下に来ました。
 “つい立て”で通行止めされてる。
 メインケーブルが目の前の壁に
 突き刺さってます。
 これがアンカレージというわけです。
 どん詰まりって雰囲気です。
 ちなみに、キャンプ場側のアンカレージは
 岩に偽装されてます。
 
 固く禁じるぐらいだから、
 どこからか入れるはずです。
 ありましたねぇ。
 階段です。やっぱり階段です。
 でも、途中で消えてる?
 薮化していて歩けなさそう。
 まあ、無理する事は無いかな?
 
 さて、河原に下りて来ました。
 橋の裏側を見てびっくり。
 すんごい単純な構造ですYO!
 「吊桁」と言う部分に
 床板が並んでるだけです。
 いくらなんでも簡単すぎる…( ̄▽ ̄;)
 これで人数制限がナイってんだから
 ある意味すごすぎる。

[2010年5月現在]

今回の吊り橋は、岐阜県山県市片原にあるキャンプ場、「グリーンプラザみやま」にあります。
キャンプ場と言っても、ロッジやバンガローが中心の施設で、
パターゴルフやグリーンスライダーなる長い滑り台があり、夏休みに親子で楽しめる場所です。
「鮎見の橋」とは、橋の上から泳いでいる鮎が見えるという事で、名付けられたそうです。
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