【国道153号線旧道-石アーチ橋】
愛知県豊田市久木町にある、国道153号線の旧道の石橋です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 

 「山いが」の掲示板にて
 知った物件です。
 国道からも見えるのですが、
 知らなきゃ見付けられない
 そんな物件です。


 今回の橋の場所は、
 国道153号線と県道344号線が
 合流する所にあります。
 国道からはこんな風に見えます。
 現道の左側に旧道が分かれて、
 2軒の家を回り込みます。
 その旧道の下にありますが、
 これ、分かり辛いですよね?
 

 下に降りて正面に来ました。
 立派な石橋ですよ。
 こんなのがあったなんて。
 これも明治時代の
 石橋なんだろうか?

 
 今度は左から。
 国道153号線は
 飯田街道として、
 愛知と長野を結ぶ
 重要な道なので、
 がっちり造られてます。
 
 アーチ部分も、
 しっかりデザインされてる。
 
 橋の下を見ると、
 現道分継ぎ足してあるのが
 分かります。
 旧橋は手抜き無しの
 素晴らしい仕事です。
 い〜い仕事してますね。
 
 この角度から見ると
 隧道のポータルのよう。
 アーチの石が単純な形じゃないです。
 
 旧道から現道を見ると
 かつての国道風景が
 想像できるかも?

 [2012年3月現在]

国道153号線の旧道に架かる石橋は、総切石で造られており、
楯状迫石でアーチが組まれています。
伊勢神峠の旧・伊勢神隧道が明治時代の物なので、
この橋も明治の石橋なのかもしれません。
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