【国道418号線-清水廃道】
長野県下伊那郡天龍村を通る、国道418号線の小さな難所の旧道です。
青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント
 
 全国的に有名な、
 酷道418号線の廃道です。
 天龍村の十方峡という所には
 酷道解消の為に
 バイパスが造られてます。

 ここのすぐそばにある
 吊り橋を見に来た時、
 新しい橋とトンネルが
 建設中でした。
 これはバイパスです。
 またひとつ旧道が出来ますね。
 現道(当時)の隧道は、
 狭くて曲がってますから。
 (2012年7月)
 
 それから半年あまり経ち、
 再びやって来ました清水橋。
 今日は2013年4月です。
 十方峡バイパスが
 2012年11月に全線開通なので、
 5ヵ月後になります。
 前回、ただの段差だった所が
 ちゃんと道になってます。
 
 もうすっかり旧道は
 現道の下に埋まってます。
 この辺りは
 まだ工事の途中みたいだ。
 ここからでは旧道に行けないので、
 もう少し先まで行きます。
 ちなみに新しい橋も
 「清水橋」です。
 
 南側に旧道の続きがあります。
 完全に車の通行は出来ません。
 土の斜面を降りて
 旧道に行きます。
 

 ちょっと前まで現役だったので
 そんなに荒れてないですね。
 例の木曽川沿いの
 不通区間に比べたら
 天国?のように快適です。

 
 とはいえ、
 車が通らないので、
 落ち葉が積もってる。
 前に見えるのは「清水橋」です。
 ポニートラスです。
 ポニーの
 平行弦ワーレントラスですね。
 

 とはいえ、
 車が通らないので、
 落ち葉が積もってる。
 前に見えるのは「清水橋」です。
 ポニートラスです。
 ポニーの
 平行弦ワーレントラスですね。

 
 橋の上は、
 1.5車線ぐらいでしょうか?
 微妙な広さです。
 長さは75mぐらいだそうです。
 しかし、この橋はもうありません。
 この後、撤去されました。
 
 橋を渡ればすぐに隧道。
 この辺は近代的な雰囲気です。
 難所と言うには
 何とものんびりした景色。
 
 さて、さっきから
 ちらちら見えてた
 気になるモノ。
 河原になんと!
 吊り橋の主塔がある。
 あれは旧々道の橋ですね。
 
 お次はトンネル。
 「清水隧道」です。
 外側だけコンクリで
 中身は素堀です。
 見ての通り、
 中でカーブしてます。
 
 硬い岩盤なので、
 コンクリの補強は
 必要ないのでしょう。
 廃道後も崩れて無く、
 きれいです。
 
 反対側のポータルは
 凄いナナメになってる!
 カーブミラーが必要な程なので
 ここが難所…
 つまりボトルネックですね。
 それと、カーブミラーの向うに
 バリケードがありますが、
 その左側の斜面に
 旧々道があるからです。
 
 トンネルを抜けると
 そこは旧道だった。
 当たり前ですが…
 廃道後間もないので、
 現役時代と変わらないです。
 しかし、削られた崖が凄い高い。
 これで2車線分の幅にしたら
 もっと削らなきゃ
 ならなかったことでしょう。
 
 少し行くと橋があります。
 「ぬのたきはし」
 昭和36年3月竣功です。
 清水橋が33年だったので、
 3年の開きがありますが、
 清水橋を造ってから
 隧道を掘った後に
 この橋を架けたのでしょうか?
 
 「ぬのたき」と言うからには
 滝がある?
 で、橋の左側に
 何か変なモノがあるけど…
 鉄板??
 
 近くで見上げてみれば…
 滝だ!
 これが「布滝」です。
 結構な水量がありますが、
 この鉄板は土石流を防ぐもの?
 それとも増水した時に
 国道上に水が降り注ぐのを
 防ぐため?
 どちらにせよ、珍しい物です。
 
 布滝橋が天龍村と飯田市の
 境目なので、ここからは
 飯田市になります。
 またまた変なモノ発見。
 ガードレールの外に鉄筋?
 これってロックシェードを
 造るつもりだったの?
 でも、ずっと放置されてるっぽい。
 
 あ。おにぎりだ。
 まだ国道標識がありますねぇ。
 「飯田市 南信濃 布滝」
 布滝という地名なのかな?
 いつの間にか
 2車線になってます。
 まだまだ狭いですが…
 
 などとやってるうちに
 現道と合流します。
 目の前には真新しく
 2車線の広い道があります。
 
 合流、っていうか分岐?
 バリケードで塞いである程度です。
 今は(2016年現在)どうなってるか
 分かりませんがね。
 これにて清水廃道のレポはお終い。
 最後に旧・清水橋を
 もう少し見ていきましょう。
 
 旧々道の吊り橋跡からだと、
 旧・清水橋の全体が写せる。
 これは中路トラスなのかな?
 取り壊さなくてはならない程、
 ボロくないのに
 もったいない事です。
[2013年4月現在]

 ちなみに、かの「山いが」に、
 もっといいレポートがあります。

平成9年(1997)から整備を始めた十方峡バイパス工事は、
平成25年(2013)に全体が完成しました。
新・清水橋と清水トンネルは2012年11月10日に供用開始されました。

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