【国道153号線-伊勢神峠旧道の橋 周辺図】 愛知県の伊勢神峠と言えば、明治に造られた伊勢神隧道が有名ですが、現道の脇に謎の橋が… 現在国道の改修工事が行なわれているようで、森の一部が無くなった所に橋が現れました。 |
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■ 周辺図に描いた旧道推定ルートは、1947年に撮影された、米軍の航空写真を元に割り出したものです。 旧道は、現在改修工事によって林が無くなっている辺りの北側を通り、例の橋につながっていたルートだったようです。 そこから3つのヘアピンカーブで高度を上げて、現道につながっているのですが、 “作業場”への小道が分岐する所に、今でも旧道のカーブがあった場所が残っています。 それと、周辺図の左側のパーキングスペースの南側にも旧道があるらしいのですが、ここは完全に薮に埋もれてしまったみたいです。 ● 古い地形図(年代不詳)にも、かなり大雑把でいまひとつ正確さには欠けるのですが、はっきりと旧道の線形が描かれています。 隧道の反対側にも、郡界橋までの旧道のルートが描かれていますが、現在の旧道の道筋とは違います。 ここにも知られざる旧道の廃道が眠っているのかもしれません。→伊勢神峠廃道/伊勢神廃道群1 ■ |