【標識 - 鳥注意】
 

東名阪自動車道の横を通りかかったら、なんだか見慣れない標識がありました。
「津島」の下の警戒標識が・・・鳥?

「鳥注意」ですと?
動物関係の標識と言えば、鹿の絵の物が一般的だけど、なぜに鳥??
調べてみたら、この周辺にサギの巣がたくさんあるそうです。
下の画像はその様子。分かり辛いですが、あちこちに巣があります。ひな鳥の姿も見えますね。

ここは蟹江インターがある場所ですが、林の中に白い鳥がいっぱい居ますよ。
何でこんなに居るかといえば、開発によって住む所を失った鳥達がインターに集まったからです。
このままではサギが車にぶつかったりして、事故が起こる危険があります。
普通ならば安全の為に、巣を作らせないように木を切ったりして排除するのですが、
ネクスコ中日本は、サギを保護・共生する道を選びました。
サギが車と衝突しないように、フェンスを高くするなどの工夫がされてるんだそうです。

ラピスよりコメント・・・

 と言うわけで、
 あの標識にはそんな優しい理由があったんだね。
 撮影をしてる間も、
 たくさんのサギが飛んでるのが見えます。
 お隣の弥富インターにも巣があるそうで、
 ここを通る時は気を付けてくださいね。

 [2019年5月撮影]

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